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水の描き方

失敗作ですが、水の描き方が大変参考になったので手順とともに投稿させていただきます。

水の表現テクニックに絞って解説します。

 

 


 

1.白く光る波紋は事前にマスキングしています。

2.水を引いた上から一旦薄めに彩色

3.ドライヤーで乾かして水底に沈む石の形を水をつけた硬めの筆でリフティング。

4.グリザイユ技法でこの石の周りの影を描く。この時筆を左右に振って水の流れを意識する。

5.二回めの彩色で濃色を重ねてゆく。この時に複数の色を重ねる事により透明感が出る。

6.マスキングを外し、最後の塗り重ね。筆使いはあくまでも水の流れに沿って左右に。

 

情報は以上です。会員の皆さんの参考になれば幸いです。ちなみに先生の作品はまるで写真のような出来上がりです。

掲出の作品はあくまでも失敗作ですので、手順理解のための絵だとご理解ください。

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コメント: 4
  • #1

    森田 (木曜日, 16 5月 2019 20:27)

    失敗作とおっしゃっていますが、水のリアルな表現のテクニックは、何か光学的な合理性を感じますね。どこがどうとは言えませんが………

  • #2

    渡辺 (木曜日, 16 5月 2019 23:21)

    透明感のある水の表現が美しいですね。特に右下部分の水面下の岩がいいかんじです。これで失敗作??

  • #3

    金子 (金曜日, 17 5月 2019 16:55)

    水面の光が綺麗ですね。複数の色を重ねる事により透明感が出る。なるほど!!とはいえ、どんな色をどこに重ねるかが大事。とても美しく重ねられていると思います。

  • #4

    上野 (土曜日, 18 5月 2019 11:28)

    光と透明感、阿部さんの美しい絵の技法を習得されつつある様子を感じさせられます。