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湖北の冬景色

今年も長浜の山本山に飛来するオオワシのお婆さんに会ってきました。年々彼女のファンは増えているようで、大砲のような望遠レンズの砲列がシャッターチャンスを待ち構えていました。拙作は湖岸にある湖北水鳥センターの前の浮島ですが、少し靄がかかってまさに薄墨を流したような景色でした。ちなみにオオワシは今年も2月25日頃に北帰したようです。彼女もそろそろ30歳、来年も何とか老体に鞭打って飛来してくれることを願っています。


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コメント: 5
  • #1

    上野 (水曜日, 07 4月 2021 12:38)

    湖北の冬景色、まさに枯淡の味わい、侘び寂びの「寂び」をも感じさせられると言えば言い過ぎでしょうか。目を凝らせば手前の湖岸に水鳥たちが浮かんでいます。浮島は竹生島でしょうか。これで空にオオワシのお婆ちゃんがいたら言うこと無し、最高でしたね。

  • #2

    Sugane (水曜日, 07 4月 2021 20:37)

    まるで水墨画のような味わい。我々日本人にはどういう訳かしっくりきますね。
    靄のかかった奥の風景と手前の立木のコントラストがこの季節ならではの静寂を
    感じさせて、絵の世界に浸らせてもらいました。

  • #3

    森田 (水曜日, 07 4月 2021 21:09)

    コメントありがとうございます。

    ばあさんは、この景色の反対側、約1kmくらいのところのある山本山の中腹に寝ぐらがあり、この浮島に降りることはないと思います。たぶん浮島の枯れ枝では彼女の体重は支えきれないでしょう。

  • #4

    上野 (木曜日, 08 4月 2021 10:11)

    霞がかかっていたということでてっきり島が浮いているように見える浮島と早とちりしました。枯れ枝などの集まった浮島なのですね。叔母の祥月命日のお参りに4月の初めに、一昨年まで毎年訪れていた湖東とその周辺、コロナ禍の拡大で昨年、今年と休んでしまい申し訳なく気にかかっています。今年はお参りに行けたなら帰りに米原市の醒井辺りの散策やスケッチをと思っていましたが、またもや自粛となりました。ネットの写真を見ましたがきれいなおばあさんですね。

  • #5

    森田 (木曜日, 08 4月 2021 11:04)

    オオワシは猛禽類の頂点に立つ鳥と思いますが、黄色で曲がった大きなくちばしは何とも愛嬌があってまさにCuteです。水鳥センターに何機かの鳥観察用の望遠鏡が設置してあり、またテレビモニターで「実況中継」しています。そんなにクリアには見えませんが、なぜか会いたくなって毎年出かけます。オオワシだけでなく湖北の「空気」が好きなこともありますが・・・。